アメリカの株式のことについて

日本の株式では余り経験したことはありませんが、アメリカの会社の株式を少量持っていて時々おもしろいことがありました。会社の株主に対する対応の仕方、株主の会社に対する考え方や具体的な行動が日本とは大きく異なっているように感じています。最近市場自体が大きく動いている感じですので、どのようなあり方がいいかというのは難しそうですが。

一つは「今回の経営陣の判断は株主の利益を大きく損ねたので株主として一緒に訴訟に参加しないか」というようなものでした。証券会社を通じて連絡がありました。おもしろそうだったので時間があったら参加したかったのですが、証券会社から英語での書類作成を始めとした一切の協力はできないといわれたので、残念でしたが参加しませんでした。どうも先行して似たような事例の判例が出ていたらしく、乗っかればお金になりそうとのことでした。当時の株価と比べると大きな額だったと思いました。アメリカの難しい法律での対応を証券会社の協力なしでやることに引いてしまいました。

次はアメリカのある会社が私が少し持っていた株の会社にTOBをかけているので乗らないかというものでした。提示されていた価格はその時の市場価格を少し下回っていましたので「大株主じゃないので売るときには市場で売ります」といって断りました。証券会社が私のような海外の小株主に連絡してきたのには何があったのかなと気になっていたところです。

他には、額に関係なくいつもきっちりと配当を出すところは株主を非常に重視しているんだなということを感じていました。

どのような形であっても株式は景気をいい方向に引っ張って行ってほしいと思っています。

 

 

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