国内外のリゾート(行楽地)は”コロナ対策だ”といわれて、とんでとんでもないことになっていますが、最近メディアで取り上げられることが多くなった金(ゴールド)のことです。
このところ、金価格は、1トロイオンス(約31グラム)が2,000ドル前後の高値で推移しています。金価格の上昇と比べて、金山会社株の上昇はまだ小さいので、この傾向は続くのでしょうか。
また、金は恐慌のときの”ラストリゾート”といわれています。
経済は、紙幣の大量印刷による株価だけが支えているようで、株価資本主義の様相がこの傾向を加速させそうです。
内閣府が今週発表した”四半期別GDP速報(2020年4-6月期・1次速報(2020年8月17日))”の”実質前期比年率27.8%減”という数字も厳しい限りです。
恐慌のときには”金貨1枚で家1軒が買えるようになる”といわれています。”持って歩けないものは財産ではない”ともいわれているので、嘘ではなさそうです。
3.11のときにも感じましたが、今回、体制や世の中のルールも一層大きく変わって、元に戻りそうにはないですね。
写真は、NADIM KARAMさんの書籍”STRETCHING THOUGHTS”です。