“逆イールドカーブ”と新型コロナについて

7月に入りました。株価は乱高下を続けながら何とか高い水準を維持している感じで、経済が依存できるのは株価だけになっている感じです。
この半年を振り返ると、春にNY Dowが大きく調整しました。
新型コロナによる経済の減速によるものといわれていますが、”逆イールドカーブ(Reverse yield curve)”の発生が、しっかりとこの先行指標になっていました。
”3か月物米国債の利回り”が、”10年物米国債の利回り”を上回る逆イールドカーブが発生したのは、約1年前の2019年3月21日でした。逆イールドカーブが発生すると、1~2年後くらいに景気の後退期が訪れるともいわれていますので、しっかりと当たっています。
新型コロナの前にも、多くの経済指標が非常に悪かったので、新型コロナが加速させた可能性はありますが、新型コロナがなくてもこの調整が起こっていた可能性があります。
実経済はとんでもないことになっていますので、今後の方向は、各国で猛烈に印刷されている紙幣の量とその流れ方に影響されそうです。
思い付くシナリオは、次の2つでしょうか。
・バブル
・大恐慌
どちらもイヤなので、これらの間の快適なところで、推移してほしいと期待しています。為替も注意ですね。

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