今週の日経平均の乱高下はすごかったですね。
10月3日(火)のマイナス521.94円までは想定の範囲内というか心の準備ができていましたが、翌日4日(水)のマイナス711.06円は気持ち悪い感じでした。
また、今週は、為替についても対ドルで非常に気持ち悪い動きがありました。
為替は低金利により超円安に設定されていて、日本の貧しさは加速されてはいるものの、ダウ、ナスダックの地合いはそんなに悪くはなかったように思えます。
3日(火)の夜、日付けが4日(水)に変わる前に、次の絵のように、一瞬、対ドルで150.168円までの円安が進み、次の瞬間、逆に147.349円まで円高方向に進みました。
結果的に、海外の人に日本株を安く買ってもらうために提供されたような動きでした。
このタイミングがすばらしく、一時的に安く設定された円で、安くされた日本株を買ってもらった感じでしょうか。ドルベースで見ると、作られたわかりやすい押し目のような感じですね。
10月のSQ週となる来週についても、日経平均はオモチャにされて乱高下する可能性があって、予断を許しませんが、既に海外からの日本株の仕込みは十分完了したのではないかとも思ったりしています。
今後、日本株が上がるのと一緒に為替が円高に傾くと、ドルベースで見ると、日経平均はダブルでおいしくなりますので、海外ともウィン-ウィンの関係が構築できるのではないかと考えています。
当面、乱高下しながら、日本株の銘柄間での選択と集中が一層加速しそうですが、日本株の爆上げモードの再始動を期待しています。
なお、このところ、個人の銀行預金が、NISA等を始めとした株式投資、高金利の外貨預金等によって、急速に引き出されているのではないかということが、気になっています。
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