日銀は、政策金利の”無担保コール翌日物金利”を、従来の”0-0.1%程度”を、”0.25%程度”に引き上げたというニュースが飛び交っています。
この10年間にわたる低金利を背景に、1,500兆円規模のお金が、キャリートレード等によって日本から海外に流出し、日本人が非常に貧しくなりました。政策金利が少し健全化されることによって、この1,500兆円規模のお金が日本に戻ってきて、日本人が貧しさから抜け出せることを期待しています。
海外に流出した1,500兆円規模のお金については、既に溶けてなくなったものや、回収能力がないと踏み倒されるものも多そうなので、回収は厳しく、早いもの勝ちとなりそうです。
また、今回の利上げは、住宅ローン金利や企業向け融資金利などにも乗ります。金利の不健全な期間が長かったため、色々なドラマが起きそうです。
当面は、超円安の解消と、海外に流失した多くのお金が日本に戻って、日本の株式市場に入ってくることを期待しています。