株式市場は秋相場に

2024年8月9日(金)の日経平均は、プラス193.85円の35,025.00円で引けました。
8月SQ値は35,661.68円を維持したようですね。
乱高下していますが、出来高も落ち着いてきて、月曜日のマイナス4,451.28円の大暴落のショックを少しずつ取り戻しつつあるようです。
個別銘柄間では、明暗が大きく分かれ、今回の大暴落によって資金が抜けた銘柄の中には資金が戻らないものも見られます。銘柄の入れ替えもかなり行われているようです。また、株価が少し上がると、細かく利確を繰り返しているようにも見えます。
今朝のNYダウはプラス1.76%、ナスダックはプラス2.87%の上昇をしています。目立ったのは、このところ調整していたスカイウォーターテクノロジー(SKYT)のプラス47.55%、サウンドハウンドAI(SOUN)のプラス21.16%等の高騰です。今夜も気になるところです。
日本の株式市場は、来週の月曜日は祭日の振替えでお休みですが、来週から秋相場が始まりそうです。
株式市場には、引き続き、期待しています。

なお、今回の大暴落によって、新NISAに対する悪口が多くなっているようです。
そもそも、株式市場において利益を上げられるのは、普通の相場で10人に1から、100人に1人くらいだといわれているため、キャピタルゲイン課税が免除されるといっても、制度の恩恵を受けるのは少数の限られた人たちになります。多くのほとんどの人にとっては、株式市場に参加すると、確率的に損をする場合が多いので、今更でしょうか。さらに、売った方がいいときや、売らないといけないときに、判断を躊躇させるルールが盛り込まれているので、使いこなすのは精神的に難しい制度だと思います。
新NISAは、少数の限られた人たちにとっては、すばらしい制度ですが、多くの人には勧められない制度だと考えています。
”20年、30年の長期間にわたって、株式市場は上がり続けるので、目先の乱高下に一喜一憂するものではない”というようなこともいわれていますが、最近の日経平均であっても、この20年、30年にわたって一様に上げ続けている実績はないので、この説明の仕方にはかなり無理があります。実績があるのは、S&P500、NYダウの指数等に投資した場合や、限られた成長銘柄に投資した場合に限定されます。

そろそろ、多くの機関投資家の直近のパフォーマンスに関する情報が出始めるころかと思いますが、月曜日の大暴落時において、顧客のために冷静に株を買い続けることができたファンドマネージャーがどれくらいいたかについても気になるところです。”ドル均等法”的な運用を実践するのは、精神的にはかなり難しいのではないでしょうか。
やっぱり、AIの出番ですね。

日経平均(日足)の推移(円)

【広告】アマゾン

CORONA(コロナ) 衣類乾燥除湿機 【日本生産】 除湿量18L (木造20畳 / 鉄筋40畳まで) コンプレッサー式 ブラック CD-H18A(K)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です