秋本番の株式市場

2024年10月27日(日)は日本の衆議院選挙の投票日でした。年後半の日経平均は、海外の投資家等からしっかりとオモチャにされて、乱高下しながらの下げ基調という非常に難しい展開になっています。明日の日経平均の寄付きは、どのような選挙結果になっても厳しそうです。
今年の株式市場は、新NISA制度等によって下値を支えられているように見えますが、新NISAに参画した人は、S&P500等の一部の長期的に堅調な指数を例にした”長期投資”という呪文によって大きな代償を払わされたのではないでしょうか。日本株は、一部の優良銘柄を除いて20年、30年間の長期投資に向いていないという傾向がありますし、外国株については、今年は、日本の超低金利からの転換の開始のタイミングなので為替差損という大きなハンディキャップを負っています。これまで株式市場を支えてきた日本の超低金利を、新NISA等だけで置き換えるのはかなり無理もあります。日本の超低金利の解消による健全化については、市場と対話しながら少しずつ着実に進めて行ってほしいと考えています。
秋本番、来週から多くのアメリカの代表的な企業の決算発表が続きます。大統領選挙に向けて株式市場がどのように動くか楽しみです。
直近、明日の注目は、日経平均の寄付きですね。明るい材料を期待しています。

日経平均(週足)の推移(円)

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