パランティア テクノロジーズのニューヨーク証券取引所からナスダック市場への移行について

2024年11月15日(金)の日経平均は、プラス107.21円(プラス0.28%)と堅調で38,642.91円で引けました。2024年後半はサエない動きが続いていますが、日本でもインフレが進んでいますので、そろそろ高騰相場に入ってほしいところです。
さらに、今朝のNYダウがマイナス0.70%、ナスダックがマイナス2.24%と調整しています。目立ったのは、このところ高騰を続けているパランティア テクノロジーズ(PLTR)の株価が、今朝もプラス11.20%と高騰していることです。11月26日(火)よりニューヨーク証券取引所(NYSE)からナスダック市場(Nasdaq)に移るという材料が好感されたようです。近いうちに、もしPLTRがナスダック100構成銘柄に採用されると、NASDAC100連動米国ETF(QQQ)等によるPLTR株の新規の買いが数十億ドル規模で発生しそうだという明るい情報も飛び交っています。さすがのPLTRでも、しばらく現物株の品薄感が続きそうですね。
一方、今朝の半導体製造装置関連銘柄のアプライドマテリアルズ(AMAT)のマイナス9.20%、ASMLホールディンス(ASML)のマイナス4.95%、ラムリサーチ(LRCX)のマイナス6.33%の調整は、週明けの日経平均を下に引っ張りそうなのでイヤな感じでしょうか。
なお、最近、気になっているのが、金先物/COMEXの動きです。このところ高騰を続けていて、まだ高値圏にはありますが、11月に入ってから10%程度調整しています。何か変なことが起こっていなければいいですね。まとまった現金が必要になって、大量に金を売っている人がいないといいのですが。それとも、大量に安く買いたい人がいて、一度下げているのでしょうか。

ウイーン金貨ハーモニー(1オンス)
金先物/COMEXの価格(週足)の推移(ドル)

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