上げ相場の押し目と下げ相場の押し目

1980年代末の頃、日本はバブルだったと思いますが六本木交差点の近くにローリングツウェンティというお店があって余り高くなかったので時々お世話になっていました。個人的にはひたすら牛丼屋さんに通っていましたのでかなり背伸びをしていた頃の思い出です。日本版のオンリー・イエスタディといった時代でしょうか。株式相場もイケイケで「少し下がったら押し目買いだ」といわれていたと思います。

現在ですが景況感は大変厳しい感じですね。資本主義のシステムの中では経済などについて語ったりするには、自分で日々少しでも取引に参加していないとセンスが維持できないのではないかと思っていますが、3.11以降はなぜか気が向かなくて株の売買を結果的に自粛した形になっています。

最近は主要各国の国債の金利とその関連商品の変動が話題の主役になっているようですね。

2012年の相場は後になってみないとわかりませんが、この12月が下げ相場での押し目だったなんてことになると怖いですね。逆に「来年からしばらく仕込みどきだ」とかのカッコいいことをいってみたいのですが勇気がないので控えます。

カレンダーについて

もう数年前になりますが、ロンドンでの会議の休み時間にタイの高齢そうな人からまじめな顔で「今年は日本のカレンダーでは何年なの」と聞かれ、変なことを聞くなと思って平成何年と答えると、とても嬉しそうに「タイのカレンダーでは2500何年だよ」といっていました。もちろん正確な数字は覚えていません。数字が大きいと偉いわけではないと思いますが、つい「ほんとうですか」といってしまいました。少し尊敬もしてしまいました。

逆に何に注目するかだと思いますが同じ時間を過ごしたり共有したりする話のときには昭和や平成といった数10年単位のカレンダーは意外とすばらしいかもしれないと考えています。

また2011年10月28日頃にカレンダーが終わっているのではないかといわれているマヤカレンダーがずいぶん昔に作られたようですね。カレンダーが終わるというアイデアは変ですが有名な話のようですね。もしそれが本当だとすると10月29日からは新しいカレンダーが始まっているということでしょうか。10月末には公私ともに悲しいことがあったり無茶苦茶忙しかったりだったので、既にカレンダー新しくなっていて実はいい展開が始まっていればいいのですが。

最近変わったところでは、元気な80歳以上の人達のいい意味でのネットワークすごさなどを実感しました。

「来年の話をすると鬼が笑う」といいますが12月なのでいいでしょう。来年はいい年になってもらいたいものです。

平成24年(2012年)はタイのカレンダーでは2555年のようですね。先週タイから洪水の復旧が進んでいるよというメールをもらいました。少しでも早いタイの復旧を祈念します。