5月の中旬なのに意外と寒い日が多いようです。
今月の大きな竜巻のニュースはいやですね。大きな竜巻はこれまで海外でしか起きないと思っていました。日本でも昔は竜巻が多く発生していた時代もあったのでしょうか。
今年の夏は涼しいといいですが冷夏となると困ったことも多くなりそうなのでこればかりは難しいですね。
また、最近、満月が大きいときと小さいときがあってその差がかなりあるらしいことを知りました。これまでぼーっとでした。
今月のギリシャと古代ギリシャ
さくら
3月11日について
東日本大震災からちょうど1年になりました。
この1年間に亡くなられた多く方のご冥福をお祈りします。
株価が先か景気が先か
今日は3月3日のひな祭りですね。
このブログを初めて本日でちょうど1年目になります。この1年は無茶苦茶に色々なことがありました。昨年3月の東日本大震災のときのことも昨日のように思い出されます。
また勝手なことを気が向いたときに書いているこのブログを、当初想像していた以上の多く方々に日々覗いていただいていて大変感謝しています。インターネットのすごさも感じています。
この2~3か月の明るい話題というと、やっぱりアメリカと日本の株価の堅実な上げですね。
「卵が先か鶏が先か」と同じように、景気が良くなるから株価が上がるのか、それとも株価が上がるから景気がよくなるのかということがよく議論されていますが、「株価が上がるから景気がよくなる」という方がしっくり理解できると考えています。株価は当面の悪い材料に耐えないといけないかもしれませんが景気をいい方向に引っ張ってほしいと考えています。
ドルと円にアメリカと日本の株価について
最近のドルは力強いですね。
当面のドルと円との関係では、ドル安が進みそうだという人とドル高が進みそうだという人とに分かれていますが、どちらの場合もアメリカの経済の失速の可能性を理由としている人がいるようですね。
個人的には、少数派かもしれませんが、もし近いタイミングでアメリカの経済が一段と悪くなるようなことがあると、基軸通貨であるドルのニーズの増加から対円でもドル高になるのではないかと思ったりしている派です。
また年明けからいい感じのアメリカと日本の株価には、週明けくらいからしばらく試練がありそうで不安ですが、悪い材料でも吸収して、上値を試し続けてほしいと考えています。
東証の先行する金融セクタの上げ基調!?
今年になってからの東証の金融セクタの上げは、NY Dowの上げに少し遅れてついていっている感じがしますね。
金融セクタの基調は他のセクタに先行することが多いといわれることがありますので、この基調が他のセクタにも広がるといいですね。まだギリシャを始めとしたヨーロッパの当面の悪い材料などを織り込んでしまったとは思えませんが、景気のいい話が多くなってもらいたいものです。
まだユーロのバブルを感じています。
2012年3月のSQの頃まで
2012年がスタートしてからのNY Dowの大きな上昇はいい感じです。また、どの市場になるか知りませんが米フェイスブックのIPOも成功しそうです。
2012年はアメリカは大統領選挙の年でもありますね。
しばらく「株」がテーマになりそうです。
日経の方は、逆にこの数週間、多くの代表的な企業の大きな赤字の発表、首都直下地震M7クラスの4年以内の発生確率70%の発表、東証のシステムトラブルの発生など、上値を抑える材料が次から次へと出されています。
東京市場からニューヨーク市場への資金の移動を加速するように、このタイミングで、次から次へと悪い材料が出されていますね。
この流れは、少なくても2012年3月のSQの頃までは続きそうな気がしています。
予断を許しませんね。
喧嘩七夕(陸前高田駅)
東日本大震災からもうすぐ1年になります。
古い冊子ですが昭和12年発行の「東北の民俗(仙台鉄道局編纂)」で岩手県気仙郡気仙町(大船渡線陸前高田駅)の「喧嘩七夕」が紹介されています。用字等を少し修正しました。写真はこの冊子に収録されている勝平得之さんの複製版画の「雪むろ」です。しぶいです。
喧嘩七夕
岩手県気仙郡気仙町 旧七月七日
昔から伝わる気仙行事は、山車(だし)を中心とする。
山車の四つ車は直径1尺七、八寸、太い樫の木をくり抜いた原始的なもの、その上に台があり、台の上に土俵を六、七俵積む。土俵の上には木枠を立てる。木枠は七、八尺の立方体である。
台の上にだんだら幕を張り、前と後とを絞りあげ囃しかた六、七人が乗る。昔は簾を垂れ、冠木門を掲げ左右に屋根を張ったという。台のまん中には長い葉竹が立ち、これに五色の吹き流し、短冊が吊りさげられる。篠竹や細い割竹で、屋根を包むようバレン形に作る。これに薄紙の花をさげる。
こうした準備はひと月も前から町の子供達でなされ、葉竹の割り方や篠竹の選びかた、花の折りかた染め方など、総て兄から弟への口伝が習わしとなった。
旧七月七夕の日は、家々では竹を立て屋根を飾る。みんなお寺詣りをする。
きれいに飾られた山車は引き出される。女、子供達は、拍子木をたたき、男達の山車を引く二條の太いロープの間にあって「ヨーイヨーイ」と叫ぶ。「ひけえつ」と叫んで引き出せば、山車のまわりの人達が「ヨーイヨーイ」と叫んで歩き出す。囃しかたは太鼓、笛を鳴らす。
夜になれば本格的な喧嘩七夕となる。鉄砲町組、仲町組、八日町組、荒町組いずれも山車の装飾を取り除き四寸位の丸太幾本も、屋台車の周囲に、藤蔓で堅くしめる。女子供を去らしめ、太鼓なども粗末なものに代える。そして町々を曳き廻し、出遇うと、車と車とを正面衝突させて双方が力いっぱいに太綱を曳く。屋台を押す。双方の力が互角で白熱化すると、屋台車は前輪を宙に浮かして立ち上がる。それを倒すまいとして、丸太や角材などを使って支え、殺気だってくる。はては喧嘩となる。これを遠くで眺める女、子供達は「八日町勝った荒町負けた」などゝと囃したてる。
喧嘩七夕も、今は気仙町内だけにとゞまっているが、昔は姉歯橋を渡り高田町に押しかけ、今泉街道のまん中で、血をみる大喧嘩をしたとのことである。
相場の格言の「噂で買って事実で売る」について
相場の格言として「噂で買って事実で売る」というのを聞いたことがあります。
相場が上げ基調の場合、上げるための材料が出そうな噂を聞いたときに買って、その材料が事実として確定したときに売るといいよというものですね。何を「噂」と認識して、何を「事実」と認識するのかということは、とても難しい問題ですね。
逆に、相場が下げ基調の場合に、この格言を適応するためには、「噂で売って事実で買う」と書き換えないといけませね。
この1週間くらいの事例に当てはめてみようとすると、相場の対象を、ユーロ、ヨーロッパの国の国債、代表的な株式指数などにするのが自然ですね。残念ですが「噂で売って事実で買う」という下げ基調の場合を適用することになるのでしょうか。1つのアイデアとしては、「噂」は「格付けが下げられるかもしれないという情報」で、「事実」は「格付けが下げられたという情報」とすることですね。
また、今週は、NYのマーケットが月曜日にお休みというのも材料の1つでしょうか。予断を許さないですね。