3月8日(金)の日経平均は、プラス90.23円で39,688.94円と堅調でした。3月SQ値としては39,863.92円を叩き出して、日経平均はメジャーSQを無事に乗り切ったようです。
このような中で、先週の金曜日に、エヌビディア(NVDA)の株価が、マイナス5.55%の少し大きな調整をしたのが気になっています。
このところの日経平均の34年振りの史上最高値の更新や40,000円台への突入は、NVDA等のAI関連株が引っ張ってきた感があります。
特に、NVDAの株価のチャートは、非常にきれいで、高騰に次ぐ高騰を繰り返しています。
NVDAの株価は、時々、ガス抜き的な調整をしながら高騰していますので、調整すること自体はいいのですが、金曜日は、1日の前半に大きく上げてから、後半に大きく下げているので、かなり気持ち悪い下げ方でした。高値が974.00ドルで安値が865.06ドルなので、高値と比較すると安値はマイナス11.2%となります。さらに、アフターマーケットでも下げていました。
出来高も、寄付辺りの高値のところが非常に多く、高値で売り抜けた売り方と、高値を掴まされた買い方とが存在し、多くのお金の所有者が移ったようです。
今週は、NVDAの株価が、このまま高騰モードに戻ればいいのですが、深い調整が続いたり、激しい乱高下になったりすると、日経平均の高騰を先導してきた銘柄にも悪い影響を与えそうです。
しばらく、NVDAの株価の動きには目が離せませんね。シートベルトを締め直した方がよさそうです。
なお、短期的には、本日の日経平均の寄付きが、非常に心配です。
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