11月SQ週は、すごいことになりましたね。
今週は、夜、眠れなかった方も多かったのではないかと思います。
米国時間の11月10日(木)に為替が動き始めましたね。
2日のFRB/FOMCは政策金利を0.75ポイント上げることを決めたとのことなので、為替が動く心の準備が整っていたようです。個人的には、当然、0.5ポイントか0.75ポイントかを想像できなかったのですが、0.75ポイントと発表されたことで、その次に0.75ポイントとする可能性が限りなく小さくなったと判断されていたものと推測しています。
そのため、米国時間の10日(木)は、SQ自身が大きな材料だったと思いますが、同日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回ったことで、対ドルで、為替が円高方向に大きく舵を切るムードが演出された感じです。
株式市場の方は、わかりやすくて、10日のNY Dowはプラス1,201.43ドル、11日(金)の日経平均がプラス817.47円と大相場だったようです。さらに、日経平均を仕込まれていた方にとっては、円高分も加味されてドルベースではすごいことになっていたと思います。オプションの利益は、さすがにすご過ぎて想像できませんね。
為替は、この2日間で、既に8円程円高方向に動いていますが、まだまだ円安感は強烈なので、しばらくは注意ですね。今夜も眠れない方が多いと思います。 また、市場がこれだけ大きく動くと、色々なところがきしみそうなので、悪いことが起きないようにも注意したいですね。