ドルと円にアメリカと日本の株価について

最近のドルは力強いですね。

当面のドルと円との関係では、ドル安が進みそうだという人とドル高が進みそうだという人とに分かれていますが、どちらの場合もアメリカの経済の失速の可能性を理由としている人がいるようですね。

個人的には、少数派かもしれませんが、もし近いタイミングでアメリカの経済が一段と悪くなるようなことがあると、基軸通貨であるドルのニーズの増加から対円でもドル高になるのではないかと思ったりしている派です。

また年明けからいい感じのアメリカと日本の株価には、週明けくらいからしばらく試練がありそうで不安ですが、悪い材料でも吸収して、上値を試し続けてほしいと考えています。

東証の先行する金融セクタの上げ基調!?

今年になってからの東証の金融セクタの上げは、NY Dowの上げに少し遅れてついていっている感じがしますね。
金融セクタの基調は他のセクタに先行することが多いといわれることがありますので、この基調が他のセクタにも広がるといいですね。まだギリシャを始めとしたヨーロッパの当面の悪い材料などを織り込んでしまったとは思えませんが、景気のいい話が多くなってもらいたいものです。
まだユーロのバブルを感じています。

2012年3月のSQの頃まで

2012年がスタートしてからのNY Dowの大きな上昇はいい感じです。また、どの市場になるか知りませんが米フェイスブックのIPOも成功しそうです。

2012年はアメリカは大統領選挙の年でもありますね。

しばらく「株」がテーマになりそうです。

日経の方は、逆にこの数週間、多くの代表的な企業の大きな赤字の発表、首都直下地震M7クラスの4年以内の発生確率70%の発表、東証のシステムトラブルの発生など、上値を抑える材料が次から次へと出されています。

東京市場からニューヨーク市場への資金の移動を加速するように、このタイミングで、次から次へと悪い材料が出されていますね。

この流れは、少なくても2012年3月のSQの頃までは続きそうな気がしています。

予断を許しませんね。