日経平均プラス1,336.03円

2024年8月6日(金)の日経平均は、プラス1,336.03円(プラス3.64%)の38,062.67円で引けました。
日経平均が8月に入ってからの3営業日で大暴落した分を、ほぼ取り戻した感じになりました。今月のヒリヒリした相場で、生き残られた方や、大きな利益を得られた方は、おめでとうございます。この夏の日経平均のチャートは、7月SQと8月SQを軸としたオプション相場を象徴する歴史的な1枚になったようです。
また、AI相場ともいわれていますが、7月31日(水)の終値の39,101.82円から、8月1日(木)にマイナス975.49円、2日(金)にマイナス2,216.63円、5日(月)にマイナス4,451.28円と、3営業日で合計7,643.40円下げて、日経平均は31,458.42円まで一瞬で下げました。率にして約20%のマイナスです。
結果論ですが、もし、古典的なサヤトリの手法で、8月1日から冷静に”ためし玉”の買いを入れて、2日、5日と、買いを大きくして行くことができれば、現物でも大きな利益が出たと思うのですが、更に大きく下がるのではないかという恐怖から、頭でわかっていても、実際に行動するものは心が着いていけなくて難しいですね。個人的には、5日にも買いを入れたのですが、恐怖心から、その日のうちに薄利で売ってしまいました。その日のうちに売らずに、そのまま持っていれば、大きな利益が出ていたはずなのに非常に残念です。
自動車のAIによる自動運転の普及によって、交通事故による死傷者等が大きく減りそうですが、株式市場においても、AIでなければ”心が耐えることができない段階”に入ったようです。
インフレ下において、政策金利は、0.25%の低金利に、しばらく据え置かれそうなこと等からも、日本株が高騰を再開することを期待しています。

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日経平均プラス1,207.51円

3連休明けの2024年8月13日(火)の日経平均は1.207.51円(プラス3.45%)で引けました。なかなかいい感じです。
日経平均の乱高下は続きそうですが、個別銘柄については、日経平均が8月2日(金)にマイナス2,216.63円、5日(月)にマイナス4,451.28円と続けて暴落をしたところから、株価が戻ってきている銘柄と、下げたままになっている銘柄とに明暗が分かれてきています。さらに、上げている銘柄であっても、株価が少し上げると、しばらくは、小刻みに利確が繰り返されそうです。
また、政策金利が0.25%に上昇して、円のキャリートレードが少し巻き戻されたといっても、まだまだ海外との金利差は大きいので、色々なことが続きそうです。
各種メディアのニュース等でも、秋に向けたものが増えてきましたが、引き続き、株式市場には期待しています。
なお、今朝のNYダウはマイナス0.36%、ナスダックはプラス0.21%と安定していましたが、今夜の寄付きも気になっています。

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株式市場は秋相場に

2024年8月9日(金)の日経平均は、プラス193.85円の35,025.00円で引けました。
8月SQ値は35,661.68円を維持したようですね。
乱高下していますが、出来高も落ち着いてきて、月曜日のマイナス4,451.28円の大暴落のショックを少しずつ取り戻しつつあるようです。
個別銘柄間では、明暗が大きく分かれ、今回の大暴落によって資金が抜けた銘柄の中には資金が戻らないものも見られます。銘柄の入れ替えもかなり行われているようです。また、株価が少し上がると、細かく利確を繰り返しているようにも見えます。
今朝のNYダウはプラス1.76%、ナスダックはプラス2.87%の上昇をしています。目立ったのは、このところ調整していたスカイウォーターテクノロジー(SKYT)のプラス47.55%、サウンドハウンドAI(SOUN)のプラス21.16%等の高騰です。今夜も気になるところです。
日本の株式市場は、来週の月曜日は祭日の振替えでお休みですが、来週から秋相場が始まりそうです。
株式市場には、引き続き、期待しています。

なお、今回の大暴落によって、新NISAに対する悪口が多くなっているようです。
そもそも、株式市場において利益を上げられるのは、普通の相場で10人に1から、100人に1人くらいだといわれているため、キャピタルゲイン課税が免除されるといっても、制度の恩恵を受けるのは少数の限られた人たちになります。多くのほとんどの人にとっては、株式市場に参加すると、確率的に損をする場合が多いので、今更でしょうか。さらに、売った方がいいときや、売らないといけないときに、判断を躊躇させるルールが盛り込まれているので、使いこなすのは精神的に難しい制度だと思います。
新NISAは、少数の限られた人たちにとっては、すばらしい制度ですが、多くの人には勧められない制度だと考えています。
”20年、30年の長期間にわたって、株式市場は上がり続けるので、目先の乱高下に一喜一憂するものではない”というようなこともいわれていますが、最近の日経平均であっても、この20年、30年にわたって一様に上げ続けている実績はないので、この説明の仕方にはかなり無理があります。実績があるのは、S&P500、NYダウの指数等に投資した場合や、限られた成長銘柄に投資した場合に限定されます。

そろそろ、多くの機関投資家の直近のパフォーマンスに関する情報が出始めるころかと思いますが、月曜日の大暴落時において、顧客のために冷静に株を買い続けることができたファンドマネージャーがどれくらいいたかについても気になるところです。”ドル均等法”的な運用を実践するのは、精神的にはかなり難しいのではないでしょうか。
やっぱり、AIの出番ですね。

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日経平均の乱高下に“気持ち”が着いていけないAI相場

2024年8月7日(水)の日経平均は、乱高下して終値ではプラス414.16円(プラス1.19%)の35,089.62円で引けました。
先週末からの日経平均の乱高下には、”気持ち”が追い着いていけていない感じです。
個人的に、月曜日の日経平均が4,451.28円下げたときの気持ちの整理がまだ付いていません。先週の金曜日に2,216.63円下げた後に、月曜日には更に4,000円程度下げていたので、頭では”下値を拾って行こう”と考えていたのですが、一段と下がるのではないかという恐怖のためか、月曜日には少し買って、その日のうちに薄利で売ってしまいました。なかなか、うまく行きません。自分のチキンさが実感させられました。
日経平均は、生身の人間の気持ちだと、市場に蹂躙され、AIでないと冷静に立ち回れないような相場になってきたようでもあります。
また、月曜日に4,451.28円下げたときの恐怖の気持ちが、今日、2日遅れて、効いてきている感じでした。今日も、下げた銘柄を買いたいと思っていたのですが、結局、怖くて買えませんでした。年を取ると筋肉痛が2日後にやってくるのですが、株式市場から受けるショックも、2日後にしっかりとやってきています。
今夜のNYダウ、ナスダックもですが、明日の日経平均もドキドキです。

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日経平均プラス3,217.04円

2024年8月6日(火)の日経平均はプラス3,217.04円(プラス10.23%)の34,675.46円で引けました。
今日の日経平均の上げ幅は、史上最大の上げ幅のようです。昨日のマイナス4,451.28円の下げ幅が史上最大の下げ幅だったようです。SQ週の第2日目も、オプションでしっかり弄ばれたようですね。オッズは、数百倍から数千倍程度に高騰していそうです。
金利、為替を始めとした多くの指数や各種のイベントも、8月SQに向けたオプション相場となった日経平均の演出に使われているようでもあります。
不謹慎ですが、先週末から、日経平均の史上最大の乱高下に、個人的にも実際に翻弄されながら、ノンフィクションドラマをリアルタイムで観て楽しんでいるような自分がいます。
明日は、まだ水曜日です。SQまでヒリヒリしそうです。しばらくは、眠るのがもったいない感じです。
なお、今朝のNYダウはマイナス2.60%、ナスダックはマイナス3.43%の調整をしています。今夜の動きも気になりますが、こちらは、やっぱりAI関連銘柄の動きですね。

日経平均(日足)の推移(円)

日経平均マイナス4,451.28円

2024年8月5日(月)の日経平均はマイナス4,451.28円(マイナス12.40%)の31,458.42円で引けました。
8月SQ週もオプション相場となって、思いっきり弄ばれています。SQ週の第1日目は、非常に残念ですが、マイナス4,451.28円という史上最大の下げ幅となりました。出来高が大きいのも気持ち悪いところです。
短期的にこれだけ下げると、さすがに心が折れそうですが、当面、まだまだ下げそうだという恐怖心の中で、少しずつ、仕込むにはいい場面になってきたような感じがしています。
今夜のNYダウ、ナスダックもドキドキです。
日本の金利が、少しずつですが、健全化し始めましたので、引き続き、日本株が高騰することを期待しています。

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もう少し下げたら日本株の仕込み時?

今朝もNYダウはマイナス1.51%、ナスダックはマイナス2.43%の調整をしました。
NYダウ、ナスダックともに、更に深い下げがありそうな気持ち悪さがあります。また、為替は、まだ超円安化にはありますが、1ドル146.54円を付けながら動いています。日経平均は、この15営業日ほどの短い間で、直線的に約6,500円下げました。現物資産の価値が約15%吹き飛んだことになります。

このような中で、来週にSQを迎える日経平均には、乱高下が見込まれるため、世界中の投資家が注目していそうです。この1か月間くらいの間に日経225オプションで稼いだ人達の軍資金(bankroll)は強烈そうなので、攻めるにはプット オプションでもコール オプションでも思うままではないでしょうか。
日本の金利も健全な方向に動き始めたようなので、海外にキャリートレード等で10年間にわたって流出した1,500兆円が日本に戻り始めれば、中長期的には日本の株式市場は明るいのではないかと期待しています。

なお、良い銘柄がもう少し下がった場合には、少しずつ拾い始めてもいい頃かなとも思っています。

日経平均マイナス2,216.63円

2024年8月2日(金)の日経平均は、マイナス2,216.63円(マイナス5.81%)の深い調整をして35,909.70円で引けました。1日の下げ幅としては歴史的です。2024年に入ってからの上昇分を、この3週間の調整で吹っ飛ばしたことになります。
8月SQ週直前のオッズの高いオプション相場となっていて、日経平均は、しっかり弄ばれています。8月SQ週である来週もドキドキの相場になりそうです。
でも、もう少し下がったら、日本株の仕込み時でしょうか。
なお、今朝、NYダウはマイナス1.21%、ナスダックはマイナス2.30%の調整でしたので、今夜のNYダウ、ナスダックも気になりますね。
株式市場の高騰には引き続き期待しています。

日経平均(週足)の推移(円)

日経平均マイナス975.49円

2024年8月1日(木)の日経平均は、マイナス975.49円(マイナス2.49%)の調整をして38,126.33円で引けました。
政策金利が7月に引き上げられる可能性があることは、かなり前から認識していましたが、実際に日経平均が大きく下がると、個人的に被害も出ているため、気持ちが良くありません。
これまで異常だった金利と為替が、健全な方向に変わり始めることは、いいことだと思って、自分を慰めています。
日経平均は、昨日、プラス575.87円と高騰した次の大きな調整なので、この2日間のプットオプションの買いで無茶苦茶儲けられた方も多いと思います。
8月SQに向けた乱高下するオプション相場が始まっているようです。
なお、今朝のエヌビディア(NVDA)の株価は、プラス12.81%の高騰をしています。最近の調整は、かなり深いため、しばらく気になりそうです。

1,000円札の一部

政策金利と株式市場

日銀は、政策金利の”無担保コール翌日物金利”を、従来の”0-0.1%程度”を、”0.25%程度”に引き上げたというニュースが飛び交っています。
この10年間にわたる低金利を背景に、1,500兆円規模のお金が、キャリートレード等によって日本から海外に流出し、日本人が非常に貧しくなりました。政策金利が少し健全化されることによって、この1,500兆円規模のお金が日本に戻ってきて、日本人が貧しさから抜け出せることを期待しています。
海外に流出した1,500兆円規模のお金については、既に溶けてなくなったものや、回収能力がないと踏み倒されるものも多そうなので、回収は厳しく、早いもの勝ちとなりそうです。
また、今回の利上げは、住宅ローン金利や企業向け融資金利などにも乗ります。金利の不健全な期間が長かったため、色々なドラマが起きそうです。
当面は、超円安の解消と、海外に流失した多くのお金が日本に戻って、日本の株式市場に入ってくることを期待しています。