日経平均、2,566.27円安

7月28日(火)の日経平均は、前日比2,566.27円安(-3.95%)の62,364.92円で取引を終えました。一時は3,007円安となり、61,923.60円まで下落しました。

日経平均(日足)の推移(円)

夜間の日経225先物は63,910円まで下落していましたが、東京市場では寄り付き後に半導体関連株への売りが更に加速しました。

特に下落が大きかったのは、半導体関連銘柄です。

・キオクシアHD(285A)-18.33%〈ストップ安〉
・KOKUSAI ELECTRIC(6525)-14.17%
・レーザーテック(6920)-14.05%
・ディスコ(6146)-12.37%
・アドバンテスト(6857)-10.11%

今回の急落では、前日の米国半導体株安に加え、中国勢の台頭による半導体・メモリー市場の競争激化が強く意識されたようです。

7月27日には、中国のメモリー大手CXMT(長鑫科技、688825.SS)が上海市場へ上場。公開価格8.66元に対して初値は49.50元、終値は49.00元となり、時価総額は約3.3兆元に達しました。中国本土上場企業で時価総額首位となっています。

さらに、中国が国産の液浸型DUV露光装置の製造を開始したとの報道もありました。メーカー名は公表されておらず、性能や信頼性ではASML製にまだ及ばないとされていますが、将来的な競争激化への警戒が広がりました。

Moonshot AIのKimi K3についても、全モデルウェイトが公開され、現在ダウンロード可能となっています。ただし、Kimi K3の公開が今回の株価急落に直接影響したかどうかは確認できていません。

今回の下落を一律に「買い場」と判断するのではなく、中国企業との競争が各社の受注や利益見通しにどこまで影響するのかを確認しながら、銘柄を選別したいところです。

方向性がないというか、下落傾向の日経平均

3連休明けの日経平均は、プラス2,091.07円(プラス3.26%)と上昇して終値は66,232.19円でした。
引けにかけて戻してきましたが、このところの日経平均は、方向性がないというか、今日も戻りが弱く、下落傾向にある感じです。
少しでも早く、上昇基調に戻してほしいところです。

日経平均(日足)の推移(円)

今の日経平均は、スパースケラーのAI投資に大きく依存しています。チップメーカー、半導体製造装置メーカは、想定外のインフレによって、長期契約が逆に利益を損なっていて、頭を押さえられている感じもします。
当面の材料としては、主要企業の決算発表です(日本時間)。

7月23日(木) 5:30 アルファベット(GOOGL)
      5:30 テキサスインスツルメンツ(TXN)
      6:00 IBM(IBM)
      6:30 テスラ(TSLA)
7月24日(金) 5:05 SAP(SAP)
      6:00 インテル(INTC)

明るいムードに切り替えてくれるといいのですが。
原油高、超低金利による超円安は進んでいて、日本のインフレはすごいことになっています。

【広告】アマゾン

テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来
アレクサンダー・C・カープ (著), ニコラス・W・ザミスカ (著), 村井章子 (翻訳) 形式: 単行本(ソフトカバー)

2026年のIPO祭り

7月10日(金)にスペースX(SPCX)はマイナス4.50%と下落して終値は145.30ドルで引けました。
2026年のIPO祭りの第1弾のスペースXは、IPO初日の6月12日の初値150ドルを切っているのが、少し不安です。

スペースX(SPCX)の株価(日足)の推移(ドル)

第2弾のアンソロピック(Anthropic)ですが、IPOの時期は10月下旬から11月上旬で、10月29日(木)前後ではないかと推測されています。気になるのは、1兆ドル規模という大きな評価額で、株式市場が吸収できるかということでしょうか。
そのためには、第1弾のスペースXの当面の株価の上昇にかかっているような気もします。
また、IPO祭りの前夜祭を飾ったセレブラス(CBRS)の株価も、IPO価格の185ドル前後で推移していますので、頑張ってほしいところです。

セレブラス(CBRS)の株価(日足)の推移(ドル)

2027年にずれ込むかもしれませんが、第3弾のオープンAI(OpenAI)のIPOも控えていますので、2026年のIPO祭りは、大きなお金が動き、盛り上がりそうです。

【広告】アマゾン

テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来
アレクサンダー・C・カープ (著), ニコラス・W・ザミスカ (著), 村井章子 (翻訳) 形式: 単行本(ソフトカバー)